なぜエルペから弧鉄石や山水晶を剥ぎ取ることができるのか?

モンスターハンターフロンティアをやっていると疑問に思うことやツッコミたくなることが度々あります。もちろんゲームなんだからと流すことは簡単ですが、無駄な分析を加えたくなります。
今回はその第2弾「なぜエルペから弧鉄石や山水晶を剥ぎ取ることができるのか?」です。
第1弾「アクラ・ヴァシムアクラ・ジェビアは甲殻種でいいのか?」はこちら


先日、悲惨な事件が起きました。我が猟団の猟団長によりなんと山水晶を剥ぎ取るためにエルペが大量に殺されたのです。詳細はこちら
猟団長は装備の強化のために山水晶が必要になり、「山水晶はエルペからの剥ぎ取りなので、大好きだけど殺さねばいけない」とチャットで言っていました。みなさんは山水晶が欲しければ高地で採掘することはご承知のとおりと思います。しかし、我が猟団及び同盟の面々はそのあまりに堂々とした猟団長の言い方にそうなのかと納得したり、冗談で言っているのだと思い、誰も(オレンジネーム約4名ほど)ツッコミをいれずスルーしました。その結果、哀れエルペは上位で剥ぎ取り率3%という低確率により大量に殺されたのでした。しかも、猟団長は手を汚したくないためラスタが命令により虐殺したのです。
さて、虐殺は大幅な問題なのですが、それよりも気になるのは「なぜエルペから弧鉄石や山水晶が剥ぎ取れるのか?」ということです。
それにはすでに今回の事件のブログのコメントにもあるようにいくつかの仮説が提示されています。角から剥ぎ取れる、間違えてまたは意味があって飲み込んだ、実はエルペはロボットで山水晶が操る装置であるという荒唐無稽なものまでいろいろです。


謎を解くためにエルペの生態に注目したいと思います。エルペというのは生息地が高地でもあるので、高山棲のヤギやヒツジの仲間だと思われます。アゴヒゲや立派な角、ふさふさとした毛は高地での寒さに適応するためと思います。背中の鱗的な部分はモンスターらしいです。

では、いろいろな説について検証していきます。
まずは角から剥ぎ取れるという説。これには2つの可能性を考えています。角の成分として山水晶が含まれているという説、角で穴を掘ったり壁を削るので山水晶が付着したという説。角の成分ということはエルペが真珠などのように体内精製で山水晶を精製したことになるのですが、山水晶が高地での採掘でとれる観点からもちょっと違うと思います。角に山水晶が付着した説は、エルペの行動がもっと明らかになるか、山水晶についての情報がもっとないとわかりません。ただ常識的観点ではつかないでしょうという曖昧な感じでにごしておきます。
ではなんらかの要因で飲み込んだという説ですが、誤飲や普通に食べているという説といくつかに分かれます。ただ草食なので石や水晶が主食ということはないでしょう。エルペからの剥ぎ取りとして上位では弧鉄石は10%、山水晶は3%となっています。考え方は違うかもしれませんが10匹に1匹誤飲というのは多くないでしょうか?草だけ見分けて石は硬いから分かるでしょうというのが感覚的な話。


僕の正解と思うのは、やはりなんらかに理由で石を飲み込んでいるという説です。牛や恐竜、一部の生物では石を飲み込むという現象があります。これは歯があまり発達していなかったり、食べる草が硬いなどの理由で、うまく歯ですりつぶすことができず、胃で消化がうまくできないために、石を飲み込むことにより胃で石同士のこすり合わせで草をすりつぶしたりしているためです。エルペの食べている草の種類や、エルペの歯の形とかがわかりませんが、これなんじゃないかなと。基本として弧鉄石を飲み込んでいて、その弧鉄石の中にたまに山水晶の原石が含まれているので、あの剥ぎ取り率ではないとかと思うのです。ただ、弧鉄石や山水晶を剥ぎ取るためには剥ぎ取りどころか、腹をかっさばいて血だらけの石を取り出している図になるんですよね。


というまぁ、くだらない気になることをまたそれらしい理屈をつけて満足しました。気分が乗ればまた第3弾とかも書きます。